フェリシアこども短期大学 FELICIA CODOMO COLLEGEフェリシアこども短期大学 FELICIA CODOMO COLLEGE

学校案内INTRODUCTION

建学の精神・教育理念

建学の精神・教育理念

                   

建学の精神

本学の建学の精神の基幹を成すのは、
「愛の教育」である。
創設者百瀬泰男は、クリスチャンとして禁酒運動や伝道活動に尽力し、長く教育に携わってきた。その体験から、いかなる教育方法も
「キリストの愛」に比較すればきわめて低い割合の値打ちしかないことを悟り、「愛の教育」をもって建学の精神としたのである。
著作「愛の教育 一日一想」の巻頭に収められている「愛は苦行である、だが人生最大のいのちである」という一文は「愛とは何か」
を端的に示している。「愛」とは神そのものであり、慈悲であり、仁であり、犠牲である。「愛」は神の無償の姿を示し、親から子へ
の愛に通ずる。よって、本学では「神の愛」をもって教育や活動を行い、社会に貢献できる人材の育成を目指すものである。
また、以下の「愛の教育 一日一想」は教育において大切なこととして、自己自身への目覚め及び人格の陶冶を示している。

きのうわれを省み、天地の恵み、父祖の恩義を思う。今日の日、汝の徳性に覚め、今日の日、汝の希望に生き、今日の日、汝の敬愛に活く、今日の日、汝の思想を深め、今日の日、汝の体軀を鍛え、今日の日、汝の知能を磨き、今日の日、汝の情操を培い、今日の日、汝の技能を研ぎ、尊い汗と美しい涙を忘れず、キリストの示す灯のようにこの人生になにもかもの光を点ずる。きのうわれを省み、天地の恵み、父祖の恩義を思う。今日の日、汝の徳性に覚め、今日の日、汝の希望に生き、今日の日、汝の敬愛に活く、今日の日、汝の思想を深め、今日の日、汝の体軀を鍛え、今日の日、汝の知能を磨き、今日の日、汝の情操を培い、今日の日、汝の技能を研ぎ、今日の日、愛の教育に根ざし、尊い汗と美しい涙を忘れず、キリストの示す灯のようにこの人生になにもかもの光を点ずる。

教育理念

「教育」は健全な次世代育成のための重要な営為である。とりわけ乳幼児期は、その後の人格形成の基盤をなし、希望と愛を
もって生きる姿勢を育てる上で重要である。
本学は、乳幼児の心身の発達を真に理解し、保育技術を体得した保育者を養成する専門の短期大学として誕生した。
創立以来、本学の教育理念は以下の柱を持つ。


本学では、自分がどのような人生を送りたいかを主体的に選択する自己覚知を支援すると同時に、教育・福祉の専門知識を活かして、家庭にあっても社会にあっても、世界にあっても、自分のおかれた環境に地歩を固め、自分らしく生きることができる力をもった人材を育成したい。

優れた乳幼児教育者とは、乳幼児の心身の発達についての広範な知識と確かな保育技術を有するものである。
「今日の日、汝の敬愛に活く」と建学の精神にある通り、教育とは何より愛をもって成されるべきであり、優れた保育者の資質として、乳幼児を愛情深く慈しみ見守ることのできる「人格」を育てることが重要と考える。学生一人ひとりの魂の奥底に根ざしている神的なもの、聖なるものの成長を助け、自己への目覚めと隣人への愛を開花させることを支援したい。

教育研究上の目的

【国際こども教育学科の教育研究上の目的】
多文化な乳幼児教育現場において、
愛情をもって子どもの最善の利益を保障できる乳幼児教育者を
養成するための教育及び研究を行う。

【専攻科の教育研究上の目的】
多文化な乳幼児教育現場において、
感性と探究心をもった実践研究者を養成するための教育及び研究を行う。

本学の教育目標

知・情・意・体・技知・情・意・体・技

学生の学習成果

本学で学ぶ学生の卒業時の学習成果は、建学の精神「愛の教育」の基に、社会に貢献できる人材の育成を目指すものである。現場に即応する保育者になるため、学科の教育課程(専門教育科目、教養科目)の学習をとおして、次の5つの身につけるべき学習成果(Learning Outcomes)を獲得します。
LO1.保育・幼児教育及び子育て支援の専門的な知識を身につけている。
LO2.子どもや子どもが育つ環境に高い関心を持ち、論理的に考察するとともに適切に判断し実践する力を有している。
LO3.保育・幼児教育及び子育て支援の専門的な知識に基づいた技能、表現力を有している。
LO4.保育・幼児教育及び子育て支援の課題解決に向けて主体的に学び続ける意欲を持っている。
LO5.他者との円滑なコミュニケーションをはかりながら、協働して保育者の資質の向上を志向している。

国際こども教育学科
3 つのポリシー


ディプロマ・ポリシー
(卒業認定・学位授与の方針)

・本学では、学則に定める教育の目的に基づいて編成された教育課程を学修し、卒業に必要な所定の単位を修得した学生に対し、短期大学士の学位を授与する。また、ディプロマ・ポリシーに則り、成績評価の基準は学則、資格取得の要件は実習単位認定基準に明示している。

  1. 【知識・理解】 
    保育者として必要な教養、子どもや保育の内容・方法を理解し、基礎的な専門知識を身につけることができる。
  2. 【思考・判断】 
    学習した知識・技術を総合して、筋道をつけて考え、保育展開や家庭支援、課題解決に向けて適切に判断することができる。
  3. 【技能・表現】 
    学習した知識・技術を活用して、保育展開や家庭支援、課題解決に必要な実践・表現ができる。
  4. 【関心・意欲】 
    子どもや子育てに関する関心を高め、自らを省察し、主体的・意欲的に学びを深めることができる。
  5. 【人間性・社会性】 
    社会の一員としての自覚を持ち、他者および多様性を尊重し、協力・協働を図るとともに、深い愛情と共感性をもって他者に接したり、社会に貢献したりできる。

カリキュラム・ポリシー

・本学は「国際こども教育学科」の単科の大学で、保育士・幼稚園教諭などの保育者養成を目的とし、本学の「建学の精神」である「愛の教育」に則り、次のことを意図して教育課程の編成と授業展開をしている。

・本学の教育理念である「愛をもって幼児を育成する保育者の養成」の上に、保育・教育に必要な専門的知識と技術を修得するため、理論と実践の科目をバランス良く配置するとともに、保育者として実践的な行動力及び広い視野を身に付けることができるように以下の6つを柱として科目を設けている。

  1. 【8つの領域】 

    ディプロマ・ポリシーで掲げる人物像を育成するために8つの領域を設定し、多面的な人材育成を図る。①教育・保育の本質と目的に関する科目 ②人間の理解に関する科目 ③世界の教育・保育に関する科目 ④表現技術・基礎技能に関する科目 ⑤言語に関する科目 ⑥教育・保育の内容・方法に関する科目 ⑦実習・実践・研究に関する科目 ⑧教養に関する科目
  2. 【教養科目】 

    国際理解や日本の文化、倫理など、人間として健康に豊かに生きていくための幅広い教養科目を設置する。特に、キャリア教育は2年間を通して行い、初年次教育から社会人基礎力の育成まで一貫したひとつの科目として編成する。
  3. 【専門教育科目】 

    乳幼児教育の原理から実践に必要な技能の修得まで、科目間の連携を図りながら、実践演習をひとつの集大成科目と位置づけ、重層的に科目を編成する。
  4. 【言語に関する科目】 

    グローバル社会の中で活躍できる保育者の養成を目指し、正しい日本語と、実践的な英語コミュニケーション能力を修得するための科目を編成する。
  5. 【資格・免許取得】 

    2年間で保育士資格と幼稚園教諭免許状が取得できるよう教育課程を編成し、事前・事後指導も含めて実習科目を編成する。
  6. 【時間割編成】 

    乳幼児教育の専門職としての意識を高め、アクティブ・ラーニングで実践的な力を養うため、演習科目のみならず講義科目もできる限り少人数で履修できるよう時間割を編成する。

・子どもを取り巻く現代的諸問題に対する関心を高め、学習した知識・技術を総合して適切な保育・子育て支援の実践的展開や課題解決ができるように、主体的・意欲的に学びを深めるためのアクティブ・ラーニング形式の科目を多く配置している。

・社会のグローバル化にともない、多文化に対応できる国際感覚豊かな保育者養成のために海外フィールドワークなど多角的な授業展開科目を配置している。


アドミッション・ポリシー

本学は、建学の精神である「愛の教育」と保育者養成校としての社会的使命に基づき、ディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーに掲げた教育を行っている。こうした教育を受けるための条件として、次に挙げた資質・能力や意欲を持った学生を受け入れる。  

  1. 【知識・理解】高等学校までの学習を通して、入学後の学修に必要な基礎的な学力を有しているとともに、基本的な生活習慣が確立している人  
  2. 【思考・判断】自ら課題を発見し、解決するために必要な力(思考力・判断力・表現力)の基礎を有している人
  3. 【技能・表現】自分の考えを適切に表現できる能力を持つ人  
  4. 【関心・意欲】
    ・保育者になろうとする意志を持ち、子どもと積極的にかかわり理解しようとする人
    ・日本だけでなく、海外の子どもや保育を取りまく社会の状況に関心を持っている人
  5. 【人間性・社会性】
    ・建学の精神である「愛の教育」を理解し、豊かな感性と深い愛情をもって子どもの健やかな成長を支援しようとする人
    ・多様な人々と積極的にコミュニケーションをとり、協働して学ぶ態度がある人

専攻科 国際こども教育専攻
3 つのポリシー


ディプロマ・ポリシー
  1. 【知識・理解】 
    日本のみならず世界のこどもの育ちに関する専門知識と技術を習得し、日本の免許・資格を有する保育者として、グローバル市民としてのこどもと共に生きる。
  2. 【思考・判断】 
    多文化を理解し、多角的に思考し、柔軟性に富む。
  3. 【技能・表現】 
    日本語および英語をはじめとした様々な言語環境で自己表現し、こどもと響き合う。
  4. 【関心・意欲】 
    世界のこどもの育ちに興味・関心を持ち、こども教育の発展を主体的に考え、探究する。
  5. 【人間性・社会性】 
    常に愛情をもって社会に奉仕・貢献する
修了に必要な単位数*
必修科目9単位
選択科目15単位以上  計24単位以上
成績評価の基準
成績の評価は、S、A、B、C、Dの4段階とし、Dを不合格とする

本学科の教育課程は、教養科目と専門教育科目で構成されています。教養科目では豊かな感性と教養を身につけ、専門教育科目では、専門的な知識と技能を学習できるように環境を整え教育内容を編成し教育を行います。また、シラバスには、各授業の達成目標、到達目標、授業内容、準備学習の内容、授業時間数、成績評価の方法・基準、教科書・参考書等を具体的に明示します。


カリキュラム・ポリシー

専攻科 国際こども教育専攻は、本科「国際こども教育コース」の2年間の学びを基礎として、更なる深い学びのために以下の6つを柱としてカリキュラムを編成する。

  1. 【8つの領域】 
    ディプロマ・ポリシーで掲げる人物像を育成するために 8 つの領域を設定し、多面的な人材育成を図る。 ①教育・保育の本質と目的に関する科目 ②人間の理解に関する科目 ③世界の教育・保育に関する科目  ④表現技術・基礎技能に関する科目 ⑤言語に関する科目 ⑥教育・保育の内容・方法に関する科目 ⑦実習・実践・研究に関する科目 ⑧教養に関する科目
  2. 【教養科目】 
    国際理解のみならず日本の文化を世界に発信するための視座を獲得するための科目を編成する。
  3. 【専門教育科目】 
    世界の乳幼児教育の実践との対話や、こどもを中心とした国際貢献まで、グローバル社会の中で生きるこどもたちと保育者について考察を深めるために、重層的に科目を編成する。
  4. 【言語に関する科目】 
    グローバル社会の中で活躍できる保育者の養成を目指し、正しい日本語と、実践的な英語コミュニケーション能力を修得するための科目を編成する。
  5. 【資格・免許取得】 
    日本以外の保育士資格が取得できるよう海外の協定校での教育課程を織り込み、事前・事後指導も含めて実習科目を編成する。
  6. 【研究課題】 
    次世代の乳幼児教育を担う実践研究者としての意識を高め、アクティブ・ラーニングで実践的な力を養うため、研究手法を修得し、課題研究をおこなう科目を編成する。

アドミッション・ポリシー
  1. 【知識・理解】 
    乳幼児教育に関する専門知識と経験を有する。
  2. 【思考・判断】 
    こどもの視点に立ち、柔軟な思考・判断ができる。
  3. 【技能・表現】 
    日本語および基礎的な英語によるコミュニケーションができる。
  4. 【関心・意欲】 
    広く乳幼児教育に興味・関心をもち、課題を発見し、主体的に考えることができる。
  5. 【人間性・社会性】 
    常に愛情を持って社会に奉仕・貢献することができる。

第三者評価適格認定

第三者評価適格認定第三者評価適格認定

第三者評価


本学は、一般社団法人短期大学基準協会による

平成28年度第三者評価の結果、適格と認定されました。

“第三者評価の概要”